文化祭で屋台を運営するなら、クラスTシャツが力を発揮してくれます。例えばホットドッグを売るのなら、クラスTシャツにホットドッグのイラストをプリントしておけば、クラスの人が学校内を移動するだけで宣伝になります。大きな声を出して呼び込みをしても、屋台の周辺にいる人にしか声を届けることはできません。学校内のいろんなところで大きな声で宣伝をすると、他の店の営業妨害になってしまう恐れもあります。
文化祭でトラブルを起こしてしまったのでは、売り上げをあげても大きな喜びにはなりません。健全に宣伝をして集客することが大切なので、クラスTシャツが大きな効果を発揮することになります。デザインを考える際に気を付けることは、あくまでも宣伝であることを忘れないということです。ホットドッグのイラストをいかにかわいく仕上げるのかに夢中になってはいけません。
出来上がりが単なるホットドッグのイラストが描かれているTシャツになってしまって、ホットドッグを売っている屋台があることを伝える効果が出なくなります。宣伝を目的にしているので、イラストのホットドッグが商品であることも同時に伝えなければいけません。例えば値段を併記しておけば売っていることが分かるようになります。但し、美味しいとか高級とかいろいろと文句を加えてしまうと、小さい字で何か書いてあるという印象になります。
ある程度の大きさを維持しないと、すれ違う程度では読むことができない事を頭に入れて文字を考えることも忘れてはいけません。